2022-01-01から1年間の記事一覧
TEXT by Nina Isen 2022.5.31 多くの団体がこのやり方に抗議している。経口中絶薬は、望まない妊娠に終止符を打つ手段として真っ先に挙げられるものだからだ。 薬物による中絶の費用の高さ(約730ユーロ)も、多くの女性人権団体にとって気がかりの種となって…
TEXT by Le Figaro+AFP 2022.9.29 陸上自衛隊トップの吉田圭秀陸上幕僚長(写真左)。2022年9月8日、陸上自衛隊奄美駐屯地で。©TIM KELLY/REUTERS 9月29日、自衛隊は、元隊員の女性が、当時の上官や同僚たちから性暴力(agressions sexuelles)を受けていたこと…
TEXT by Marie Chéreau 2022.5.9数週間来、これまで性暴力やセクハラに口をつぐんできた日本の映画界に、告発の波が押し寄せた。2018年にアメリカで勃発したワインスタイン事件が引き金となり、映画業界での身体的暴力と性暴力に対する告発が、世界中で相次…
©Philippe Picquier 若い日本人ジャーナリストで、レイプ被害当事者である彼女は、性犯罪を報告する被害者の割合がわづか4.3%でしかない日本で正義を得ることの難しさを、著書の中で描写している。メディアでの発言を通しての、そして法的な長い闘いの末、彼…
性暴力に反対する運動の象徴で、月に一度開催されるフラワーデモが、この二年間で日本のすべての都道府県に拡大した。性暴力に関するタブーをなくすこと、そして被害者たちが沈黙から抜け出すことを可能にするのを願って。 TEXT by Yuta Yagishita 2021.4.18…
©️Lydia Menez TEXT by Terriennes, Lydia Menez 2019.12.31(2021.12.24再掲) GHB(ガンマヒドロキシ酪酸)、精神安定剤、睡眠薬…。これらの物質は、被害者の気づかないうちにグラスに混ぜられ、記憶の取り違えや欠落を引き起こす。これらの物質は、飲み会のあ…
TEXT by Terriennes, Isabelle Mourgere+AFP 2019.12.18(2021.12.24 再掲)東京地裁は、伊藤詩織さんの損害賠償請求を認める判決を下した。賠償額はおよそ27,500ユーロにあたる。伊藤さんは2015年に山口敬之からレイプの被害に遭ったとし、山口氏に対して賠償…