「G7の自国開催を前に、LGBTコミュニティの権利軽視を指弾される日本」レ・ゼコー紙

TEXT by Yann Rousseau 2023.2.17G7で諸外国のリーダーたちをまさに受け入れようとしているこのとき、日本の保守的政府の岸田文雄首相は、同性愛者に対する反差別法の採択に反対し、同性婚合法化についての議論を拒むその姿勢を非難されている。 岸田文雄首…

ツボミカフェ 東京の売春街を縦横に走るピンクのバスカフェ Le petit journal.com

TEXT by Julien Loock 2018.10.3010月半ば、東京の繁華街に近接する場所に、ひと目で見分けられる鮮烈なカラーリングのバスが現れた。ピンク色の車体に花柄のペインティングが施されたこのバスは、東京の「売春街」をさまよう未成年の少女たちの避難所の役割…

「日本の女性たちは経口中絶薬の処方にパートナーの同意が必要となりそうだ」Slateフランス版

TEXT by Nina Isen 2022.5.31 多くの団体がこのやり方に抗議している。経口中絶薬は、望まない妊娠に終止符を打つ手段として真っ先に挙げられるものだからだ。 薬物による中絶の費用の高さ(約730ユーロ)も、多くの女性人権団体にとって気がかりの種となって…

「自衛隊が女性隊員に対する性暴力を認める」Le Figaro 紙

TEXT by Le Figaro+AFP 2022.9.29 陸上自衛隊トップの吉田圭秀陸上幕僚長(写真左)。2022年9月8日、陸上自衛隊奄美駐屯地で。©TIM KELLY/REUTERS 9月29日、自衛隊は、元隊員の女性が、当時の上官や同僚たちから性暴力(agressions sexuelles)を受けていたこと…

「遅まきながら、日本の映画界にも#MeTooが上陸した」MADMOIZELLE.COM

TEXT by Marie Chéreau 2022.5.9数週間来、これまで性暴力やセクハラに口をつぐんできた日本の映画界に、告発の波が押し寄せた。2018年にアメリカで勃発したワインスタイン事件が引き金となり、映画業界での身体的暴力と性暴力に対する告発が、世界中で相次…

「伊藤詩織さん、日本の#MeTooムーヴメントの中心的人物」 ActuaLitté.com 

©Philippe Picquier 若い日本人ジャーナリストで、レイプ被害当事者である彼女は、性犯罪を報告する被害者の割合がわづか4.3%でしかない日本で正義を得ることの難しさを、著書の中で描写している。メディアでの発言を通しての、そして法的な長い闘いの末、彼…

「日本で、性暴力に反対するデモが広がる」La Croix

性暴力に反対する運動の象徴で、月に一度開催されるフラワーデモが、この二年間で日本のすべての都道府県に拡大した。性暴力に関するタブーをなくすこと、そして被害者たちが沈黙から抜け出すことを可能にするのを願って。 TEXT by Yuta Yagishita 2021.4.18…

「ドラッグ、あるいはデイト・レイプ・ドラッグを使ったレイプ犯罪:薬物の影響下での服従状態、あまり知られることのない災禍」TV5MONDE

©️Lydia Menez TEXT by Terriennes, Lydia Menez 2019.12.31(2021.12.24再掲) GHB(ガンマヒドロキシ酪酸)、精神安定剤、睡眠薬…。これらの物質は、被害者の気づかないうちにグラスに混ぜられ、記憶の取り違えや欠落を引き起こす。これらの物質は、飲み会のあ…

「日本での#MeToo: 伊藤詩織さんにとっての忘却に対する勝利 」TV5MONDE

TEXT by Terriennes, Isabelle Mourgere+AFP 2019.12.18(2021.12.24 再掲)東京地裁は、伊藤詩織さんの損害賠償請求を認める判決を下した。賠償額はおよそ27,500ユーロにあたる。伊藤さんは2015年に山口敬之からレイプの被害に遭ったとし、山口氏に対して賠償…

#MeToo: 伊藤詩織さんを、そしてすべての被害者を支援するための運動が始まる JapanFM

TEXT by Yuuki.K. 2019.4.12 2019年4月10日、伊藤詩織さんの民事裁判を支援するための集会が、本人出席のもと、東京都内で開かれた。またその際、すべての性暴力被害者を支援するための運動も始動した。 会見が開かれたのは、東京の文京区役所の入る、文京シ…

「伊藤詩織さん 日本でのレイプのタブーを打ち破ったジャーナリスト」 France Inter フランス語ラジオ番組翻訳(抄訳)

伊藤詩織さん© AFP / Thomas Samson 2019.4018 Sonia Devillersさん: 伊藤詩織さんにお越しいただきました。彼女はまだ29歳でとても若い。彼女はどんな対価を払ってでもジャーナリストになりたいと思っていました。彼女は著書の中でずっと、それが払うべき代…

「#MeTooを奪われた日本の女性たち」ELLE フランス語記事翻訳

2018.4.27 ハッシュタグ#MeTooは、世界中いたるところで拡散された。沈黙の掟を破る女性たちが、脅迫や社会からの追放を受ける恐れのある日本を除いて。 彼女は名前を隠すことも、顔を隠すことも望まない 「ええ、怖いです。しかし、現実と向き合わなければ…

「いくつかの声があがったものの、日本は#MeTooムーヴメントに耳を貸さないままだ」L'Express

日本では、性暴力やハラスメントを告発することは、未だタブーなままだ。 タクシー運転手のサイトウ・カズヨさん。彼女は暴行被害を避けるため、現在は夜間勤務をやめている。2017年11月17日、東京で撮影。©afp.com/Behrouz MEHR TEXT by AFP 2018.4.1 被害…

「日本:#MeTooムーヴメントの中心的人物が、民事裁判に勝訴」AFP News フランス語動画翻訳

2019.12.18 日本での#MeToo: 日本の#MeTooの中心的人物が裁判で勝訴した。 東京地裁は伊藤詩織さんの損害賠償請求を認める判決を下した。 伊藤さんは2015年に著名な男性記者からレイプの被害に遭ったと主張している。 伊藤詩織さん(原告のジャーナリスト): …

「孤立したいくつかの声があがったものの、日本は#MeTooとほとんど関わりを持っていない」AFP通信 フランス語動画翻訳

2018.4.2 (字幕)#MeToo: 日本で性暴力を告発することは重大な行為である。 (字幕)伊藤詩織さんは自身の経験を公にしたことで、大きな犠牲を払った。彼女は特に、著書を書くことによって自身の経験を公にした。その著書のなかで彼女は、2015年にテレビ記者の…

「レイプの被害者であり、裁判所で侮辱される: シャネル・ミラーさんが証言する」Brut. フランス語動画翻訳

2021.10.21 彼女は報道で自分がレイプされたことを知った。加害者と裁判所で対面し、その場で侮辱された彼女は、アメリカでの象徴となった。シャネル・ミラーさんが証言する。 (法廷で読み上げた声明文を読んで)あなたは私のことを知らない。でもあなたは私…

伊藤詩織さんロングインタヴュー「出る杭」TEMPURA MAGAZINE Vol.4 2020年冬号 フランス語記事翻訳

聞き手 Emil Pacha Valencia ©Kentaro Takahashi 「一時間だけなら!」 伊藤詩織さんは多忙だ。#MeToo ムーヴメントの中心的人物となった彼女だが、なにしろ彼女は、メディアでの発言や進行中の複数の訴訟、そしてドキュメンタリー映像作家としての仕事を同…

「伊藤詩織さんはレイプの被害に遭った女性たちのために声を上げた」Pen international

TEXT by Clémence Leleu 2020.10.20 一人称で書かれた『Black Box』のなかで、ジャーナリストである彼女は、日本での性暴力被害者たちの扱いを問い質している。 ©Philippe Picquier 物語は明快で正確なもので、ほとんど外科的といってもいいほどだ。ここに書…

ミニスカート姿の女子高校生たち 日本の女性尊重の不正確な象徴 Le Monde紙

フェイスブックへのある投稿記事が大きく拡散され、そのことが、あたかも日本が女子高校生たちにとっての自由のモデル国であるかのような錯覚を引き起こしている。この服装が、あらゆる性産業を肥え太らせているというのに。TEXT by William Audureau 2020.1…

日本 亡霊のような家庭内暴力のパンデミックが起こるなか増加する「コロナ離婚」Amnesty International

TEXT by Suki Chung, East Asia Campaigner at Amnesty International 2020.8.17 このパンデミックは、すでに困難な状況にあった私の友人の結婚生活にとって、死の口づけとなった。暴力的で独裁的な彼女の夫が、コロナによる緊急事態宣言の出た4月と5月に在…

「韓国でのポスト#MeTooのフェミニスムの闘い」Slateフランス版 東アジアの#MeToo特集その3

TEXT by Salomé Grouard 2020.7.28 耐え難いものとなった政治的停滞に対するフェミニストたちのデモが、ここ5年間で数多く見られるようになった。そのうちのひとつのデモは、7万人の女性たちを集めた。 © Jung Yeon-je / AFP 2018年夏、韓国…

「日本で、烙印を押されるフェミニストたち」Slateフランス版 東アジアの#MeToo特集その2

TEXT by Salomé Grouard 2020.7.24 男女平等に関して後退する国の中で、女性たちは社会的圧力と闘うために、前面に立って闘いをリードしなければならない。 ©Charly Triballeau / AFP 2015年、ジャーナリストの伊藤詩織さんは、元記者で安倍晋三首相に近…

「中国のフェミニスム運動の力強さ」Slateフランス版  東アジアの#MeToo特集その1

TEXT by Salomé Grouard 2020.7.22 「Fenminist Voices」が Lü Pinさんの指導の下に動き始めた2009年ごろ、フェミニスムは(中国では)国民的な議論の一部とはなっていなかった。 北京の女性。2015年7月21日撮影 ©Fred Dufour / AFP 良きにつけ悪しきに…

「性差別的で、女性たちにとって危険な日本の採用面接」 Les Inrockuptible

撮影 Johann Fleuri TEXT by Johann Fleuri 2019.12.19 日本では50%近くの学生が、就職活動中にハラスメントや性的暴行の被害にあう、いわゆる「就活セクハラ」の被害にあっているという。 12月18日水曜日、ジャーナリストの伊藤詩織さんが、ある男性に対…

レイプ 日本での#MeToo  ジャーナリストの伊藤詩織さん 著名な男性記者に対する訴訟に勝訴 クーリエ・アンテルナショナル誌

TEXT by ASAHI SHIMBUN-TOKYO 2019.12.18 PHOTO / Kyodo/via REUTERS 12月18日水曜日、日本でのレイプ事件を、公の場で証言した女性たちのうちの一人、伊藤詩織さんが裁判に勝訴した。 ジャーナリストの伊藤詩織さんが,著名なテレビ記者に対する訴訟に勝訴…

東京で開かれたレイプ事件の裁判 #MeToo の顔的存在の日本人女性が賠償を得る Le Parisien

東京地裁は、ジャーナリスト伊藤詩織さんの損害賠償請求を認める判決を下した。伊藤さんは、2015年に民営テレビ局の責任者の男性からレイプの被害にあったとして、この男性に対し、損害賠償を求めていた。 12月18日、判決を受け、東京地裁の前で「勝訴」…

「日本の#MeTooの中心的人物、伊藤詩織さん、民事訴訟に勝訴」Le Monde紙

裁判官は、加害者とされる男性に対し、彼女の請求額のおよそ3分の1にあたる、330万円の支払いを命じた。 TEXT by Le Monde+AFP 2019.12.18 CHARLY TRIBALLEAU / AFP 12月18日、東京地裁は、ジャーナリスト伊藤詩織さんの損害賠償請求を認める判決を下した…

「日本の#MeTooの象徴、ジャーナリストの伊藤詩織さん、加害者に対する訴訟に勝訴」『マリ・クレール』誌

TEXT by Thilda Riou, Morgane Giuliani 2019.12.18 彼女は、2015年にテレビ局の支局長からレイプの被害にあったことを(2017年に)打ち明けた。12月18日、東京地裁は、ジャーナリスト伊藤詩織さんの損害賠償請求を認める判決を下した。彼女は著書『…

日本でレイプについて話すことの難しさ Le Monde紙

TEXT by Philippe Mesmer 2019.4.25 書評―そのことについて話すか話すまいか。長いためらいと家族との話し合いの末、日本人ジャーナリストの伊藤詩織さんは、自身のレイプ被害について話すことを選んだ。彼女は『Black Box』と題した著書の中で話すことをし…

『Black Box』フランス語版、書評サイト“Babelio”に寄せられた読者の書評・感想

©Philippe Picquier kuroinekoさん 2019.4.10 1989年生まれの伊藤詩織さんは、ジャーナリストになるという夢をかなえるために、型にはまらない国際的な道のりを歩んできた。しかし2015年春、彼女は、日本の主要テレビ局の局長である男性から、レイプの被害に…