2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「伊藤詩織さんはレイプの被害に遭った女性たちのために声を上げた」Pen international

TEXT by Clémence Leleu 2020.10.20 一人称で書かれた『Black Box』のなかで、ジャーナリストである彼女は、日本での性暴力被害者たちの扱いを問い質している。 ©Philippe Picquier 物語は明快で正確なもので、ほとんど外科的といってもいいほどだ。ここに書…

ミニスカート姿の女子高校生たち 日本の女性尊重の不正確な象徴 Le Monde紙

フェイスブックへのある投稿記事が大きく拡散され、そのことが、あたかも日本が女子高校生たちにとっての自由のモデル国であるかのような錯覚を引き起こしている。この服装が、あらゆる性産業を肥え太らせているというのに。TEXT by William Audureau 2020.1…

日本 亡霊のような家庭内暴力のパンデミックが起こるなか増加する「コロナ離婚」Amnesty International

TEXT by Suki Chung, East Asia Campaigner at Amnesty International 2020.8.17 このパンデミックは、すでに困難な状況にあった私の友人の結婚生活にとって、死の口づけとなった。暴力的で独裁的な彼女の夫が、コロナによる緊急事態宣言の出た4月と5月に在…

「韓国でのポスト#MeTooのフェミニスムの闘い」Slateフランス版 東アジアの#MeToo特集その3

TEXT by Salomé Grouard 2020.7.28 耐え難いものとなった政治的停滞に対するフェミニストたちのデモが、ここ5年間で数多く見られるようになった。そのうちのひとつのデモは、7万人の女性たちを集めた。 © Jung Yeon-je / AFP 2018年夏、韓国…

「日本で、烙印を押されるフェミニストたち」Slateフランス版 東アジアの#MeToo特集その2

TEXT by Salomé Grouard 2020.7.24 男女平等に関して後退する国の中で、女性たちは社会的圧力と闘うために、前面に立って闘いをリードしなければならない。 ©Charly Triballeau / AFP 2015年、ジャーナリストの伊藤詩織さんは、元記者で安倍晋三首相に近…

「中国のフェミニスム運動の力強さ」Slateフランス版  東アジアの#MeToo特集その1

TEXT by Salomé Grouard 2020.7.22 「Fenminist Voices」が Lü Pinさんの指導の下に動き始めた2009年ごろ、フェミニスムは(中国では)国民的な議論の一部とはなっていなかった。 北京の女性。2015年7月21日撮影 ©Fred Dufour / AFP 良きにつけ悪しきに…

「性差別的で、女性たちにとって危険な日本の採用面接」 Les Inrockuptible

撮影 Johann Fleuri TEXT by Johann Fleuri 2019.12.19 日本では50%近くの学生が、就職活動中にハラスメントや性的暴行の被害にあう、いわゆる「就活セクハラ」の被害にあっているという。 12月18日水曜日、ジャーナリストの伊藤詩織さんが、ある男性に対…

レイプ 日本での#MeToo  ジャーナリストの伊藤詩織さん 著名な男性記者に対する訴訟に勝訴 クーリエ・アンテルナショナル誌

TEXT by ASAHI SHIMBUN-TOKYO 2019.12.18 PHOTO / Kyodo/via REUTERS 12月18日水曜日、日本でのレイプ事件を、公の場で証言した女性たちのうちの一人、伊藤詩織さんが裁判に勝訴した。 ジャーナリストの伊藤詩織さんが,著名なテレビ記者に対する訴訟に勝訴…

東京で開かれたレイプ事件の裁判 #MeToo の顔的存在の日本人女性が賠償を得る Le Parisien

東京地裁は、ジャーナリスト伊藤詩織さんの損害賠償請求を認める判決を下した。伊藤さんは、2015年に民営テレビ局の責任者の男性からレイプの被害にあったとして、この男性に対し、損害賠償を求めていた。 12月18日、判決を受け、東京地裁の前で「勝訴」…

「日本の#MeTooの中心的人物、伊藤詩織さん、民事訴訟に勝訴」Le Monde紙

裁判官は、加害者とされる男性に対し、彼女の請求額のおよそ3分の1にあたる、330万円の支払いを命じた。 TEXT by Le Monde+AFP 2019.12.18 CHARLY TRIBALLEAU / AFP 12月18日、東京地裁は、ジャーナリスト伊藤詩織さんの損害賠償請求を認める判決を下した…

「日本の#MeTooの象徴、ジャーナリストの伊藤詩織さん、加害者に対する訴訟に勝訴」『マリ・クレール』誌

TEXT by Thilda Riou, Morgane Giuliani 2019.12.18 彼女は、2015年にテレビ局の支局長からレイプの被害にあったことを(2017年に)打ち明けた。12月18日、東京地裁は、ジャーナリスト伊藤詩織さんの損害賠償請求を認める判決を下した。彼女は著書『…

日本でレイプについて話すことの難しさ Le Monde紙

TEXT by Philippe Mesmer 2019.4.25 書評―そのことについて話すか話すまいか。長いためらいと家族との話し合いの末、日本人ジャーナリストの伊藤詩織さんは、自身のレイプ被害について話すことを選んだ。彼女は『Black Box』と題した著書の中で話すことをし…

『Black Box』フランス語版、書評サイト“Babelio”に寄せられた読者の書評・感想

©Philippe Picquier kuroinekoさん 2019.4.10 1989年生まれの伊藤詩織さんは、ジャーナリストになるという夢をかなえるために、型にはまらない国際的な道のりを歩んできた。しかし2015年春、彼女は、日本の主要テレビ局の局長である男性から、レイプの被害に…

日本: #フラワーデモ、レイプ犯たちではなく、被害者たちを守ること TV5MONDE

TEXT by Terriennes, Liliane Charrier 2019.9.11 日本で、性暴力の被害者たちが声を上げた。東京や他のいくつもの都市でこの半年来開かれている集会で、公衆の面前で証言するために。そしてデモの参加者たちは、時代錯誤的で被害者たちに不利な内容の日本の…

伊藤詩織さんの肖像――日本でのレイプにまつわる社会の壁を打ち破った日本人女性 FuransuJapon

TEXT by Benjamin Cabiron 2019.5.19 たとえ日本は世界的技術の最先端を走っているにせよ、その社会は相変わらず保守的で、多くの側面について感じやすいままだ。輿論においてであれ、法律の分野においてであれ、日本はレイプとその一般的扱いに関して、西欧…

レイプされ、否認される。伊藤詩織さんの二重の苦しみ AFP通信

TEXT by Loïc Bennin 2019.5.19 2019年4月16日、パリでAFP通信の取材に応じる伊藤詩織さん。©Thomas SAMSON 「私の家族、私の国、そして私の仕事」…勇敢にも加害者を告発し、硬直化した日本社会に立ち向かったことで、伊藤詩織さんはそのすべてを失った。今…

伊藤詩織さん、サイレンス・ブレイカー FEMINA

TEXT by Muriel Chavaillaz 2019.5.13 レイプの被害にあって以来、彼女は日本人の物の見方を変化させるために絶えず闘いつづけている。彼女は、#MeTooから派生した運動である#WeTooムーブメントを日本で起こした。そしてその著書『Black Box』は、今やフラン…

伊藤詩織さんとは誰か?-レイプに関する沈黙を破ることによって日本に衝撃を与えた女性 CNEWS

TEXT by Tatiana Wakam 2019.5.12 彼女は日本の#WeTooムーヴメントの象徴的人物となった。撮影THOMAS SAMSON / AFP 性暴力との闘いの象徴的人物である伊藤詩織さんは、日本で未だ非常に敏感な話題(であるレイプ)に関するタブーを打ち破ろうとしている。これ…

「伊藤詩織さん 日本でのレイプに関する沈黙を打ち破ったジャーナリスト」 Grazia

TEXT by Anna TOPALOFF 2019.5.5 © PHOTO : GEOFF PUGH/SHUTTERSTOCK/SIP ジャーナリストの伊藤詩織さんは、4年前に受けたレイプ被害を勇敢にも告発した。この問題についての日本での拒絶反応や、停滞した状況に狙いを定めた彼女の著書が、先日フランスで出…

自身のレイプ被害を語ることで、伊藤詩織さんは日本で#WeTooムーブメントを起こした CHEEK MAGAZINE

TEXT by Pauline Le Gall 2019.4.24 © Hanna Aqvilin 若いジャーナリストである伊藤詩織さんは、著書『Black Box』を出版した。この本は2015年に起こった、自身の性暴力被害についての物語である。彼女は著書の中で、性暴力とその被害者たちに対する日本社会…

「世界の声 伊藤詩織さん」 France2 Télé Matin フランス語動画翻訳

2019.4.23 男性司会者: 少し難しいテーマを取り上げます。私たちは極めて勇気ある、一人の日本人女性ジャーナリストに敬意を捧げます。そこで、私は言葉を選んで話すことにします。彼女のことを語っていただけますか? 女性司会者: ええ、なぜなら彼女は勇敢…

「ジャーナリストの伊藤詩織さんが、レイプ事件の民事訴訟で支援を受ける」 Sumikai ドイツ語記事翻訳

TEXT by Iliana Redman 2019.4.13 © Open the BlackBox Am 10. April wurde eine Gruppe gegründet, die die Journalistin Shiori Ito bei ihrer Zivilklage gegen einen Mann unterstützt, der sie vergewaltigt haben soll. Ihren Angaben nach fand die V…

「日本での#MeToo レイプの被害に遭ったと主張する女性ジャーナリストが、著書『Black Box』の中で、自身の闘いを語った」20Minutes

TEXT by Mathias Cena 2019.4.4 伊藤詩織さん。2018年6月26日、ロンドンにて Geoff Pugh/Shutterstock/SIPA 今日、フランスで著書が出版されたその女性は、顔を出して証言をした。これは、被害者がまれにしか事件を告訴しない日本で、例外的な出来事である。…

韓国の #MeToo⁠ ⁠⁠ ⁠ のパイオニア、ソ・ジヒョンさんインタヴュー動画翻訳 AFP通信 2018.9

彼女は韓国での(#MeToo ムーヴメントの)先駆者である。職場でハラスメントに遭った彼女は、自身の経験を公表することにした。 韓国では、多くのハラスメントの被害者たちが、社会からの追放を恐れて沈黙したままでいる。 ソ・ジヒョンさん 「侮辱され、罵り…

「伊藤詩織さん、捨て身の真実」Libération紙

TEXT by Rafaële Brillaud 2019.4.28 この若い日本人ジャーナリストは、性暴力の存在が否定される国で、加害者を告発するため、勇敢にも公の場で発言をした。 ©Michel Temteme ガラスの向こうで、桜の花がかすかに揺れている。東京の、桜の見えるカフェを、…

「日本は性暴力についてオープンに話すことの出来る社会の最初の段階にある」Paris Match誌

2019.4.22 ©Hanna Aqvilin 著書『Black Box』を発表したジャーナリストの伊藤詩織さん。この本は自身のレイプ被害を語り、性暴力とそれに関する廃れた法律を告発するもので、またそれだけでなく日本でのMeTooムーブメントの影響を語る力強い証言である。 Kah…

「日本の#MeToo ジャーナリストの伊藤詩織さんは、加害者の山口敬之を告発する」STESS NEWS

TEXT by Jessica Cardiny 2019.4.4今週木曜日にフランスで出版された著書『BlackBox』のなかで、ジャーナリストの伊藤詩織さんは自身の受けたレイプ被害について語った。 ©Philippe Picquier この本によれば、事件が起こったのは2015年、彼女が26歳のときだ…

文藝欄 伊藤詩織さんの『Black Box』 OCCITANIE JAPON

©Philippe Picquier 2019.3.28 今回は伊藤詩織さんの『Black Box』を取り上げる。日本には重犯罪に関して超保守的な側面や、被害者たちが自身の権利を行使するのに苦労し、最終的に当局からごくわずかな配慮しか得られないといった状況がある。これはその日…

「自身のレイプ被害を認めさせるための伊藤詩織さんの闘い」TERRAFEMINA

TEXT by Marguerite Nebelsztein 2019.3.21 4月初めに(フランス語訳の)出版される著書『Black Box』の中で、写真家でジャーナリストの伊藤詩織さんは、性暴力の被害にあった女性たちにとってほとんど助けとならない傾向にある日本の司法システムを描写してい…

「ハッシュタグ#StandUpJapan によって、一人の女子学生が、日本をその性差別の問題と向き合わせる」HUFFPOSTフランス版

(2019年)1月4日、性差別的な記事を告発することで、21歳の女子学生が、日本の性差別に反対する国際的なムーヴメントを生み出した。 TEXT by Victor Brochard-Lebrun 2019.2.4 この数年間、日本では社会の中での女性の地位と、戦後の日本人のメンタ…