2021-01-01から1年間の記事一覧
TEXT by Mathias Cena 2019.4.4 伊藤詩織さん。2018年6月26日、ロンドンにて Geoff Pugh/Shutterstock/SIPA 今日、フランスで著書が出版されたその女性は、顔を出して証言をした。これは、被害者がまれにしか事件を告訴しない日本で、例外的な出来事である。…
彼女は韓国での(#MeToo ムーヴメントの)先駆者である。職場でハラスメントに遭った彼女は、自身の経験を公表することにした。 韓国では、多くのハラスメントの被害者たちが、社会からの追放を恐れて沈黙したままでいる。 ソ・ジヒョンさん 「侮辱され、罵り…
TEXT by Rafaële Brillaud 2019.4.28 この若い日本人ジャーナリストは、性暴力の存在が否定される国で、加害者を告発するため、勇敢にも公の場で発言をした。 ©Michel Temteme ガラスの向こうで、桜の花がかすかに揺れている。東京の、桜の見えるカフェを、…
2019.4.22 ©Hanna Aqvilin 著書『Black Box』を発表したジャーナリストの伊藤詩織さん。この本は自身のレイプ被害を語り、性暴力とそれに関する廃れた法律を告発するもので、またそれだけでなく日本でのMeTooムーブメントの影響を語る力強い証言である。 Kah…
TEXT by Jessica Cardiny 2019.4.4今週木曜日にフランスで出版された著書『BlackBox』のなかで、ジャーナリストの伊藤詩織さんは自身の受けたレイプ被害について語った。 ©Philippe Picquier この本によれば、事件が起こったのは2015年、彼女が26歳のときだ…
©Philippe Picquier 2019.3.28 今回は伊藤詩織さんの『Black Box』を取り上げる。日本には重犯罪に関して超保守的な側面や、被害者たちが自身の権利を行使するのに苦労し、最終的に当局からごくわずかな配慮しか得られないといった状況がある。これはその日…
TEXT by Marguerite Nebelsztein 2019.3.21 4月初めに(フランス語訳の)出版される著書『Black Box』の中で、写真家でジャーナリストの伊藤詩織さんは、性暴力の被害にあった女性たちにとってほとんど助けとならない傾向にある日本の司法システムを描写してい…
(2019年)1月4日、性差別的な記事を告発することで、21歳の女子学生が、日本の性差別に反対する国際的なムーヴメントを生み出した。 TEXT by Victor Brochard-Lebrun 2019.2.4 この数年間、日本では社会の中での女性の地位と、戦後の日本人のメンタ…
TEXT by Margaux Suret 2018.10.5 海外では、#MeTooムーヴメントにより、セクハラについて被害者たちが語り始め、対話がオープンなものになった。しかし日本は、2017年10月のワインスタインの事件を受けてソーシャルメディア上で発せられた警告に対して…
TEXT by Nordvei 2019.1.14 2017年末、事件は日本のメディアに大きな反響を呼んだ。28歳の伊藤詩織さんは自身の受けたレイプ被害と、日本での性暴力にまつわるタブーを公然と告発した。彼女は、国際メディアを震撼させた記者会見でこう公表した。「日本では…
TEXT by Philippe Mesmer 2018.4.30 ある財務省高官が女性ジャーナリストに対するセクハラで告発され、辞任した。 ©JIJI PRESS / AFP 一連のセクハラ事件と、それに伴う処罰の数々が、#Metooが日本でも重要性を持ち始めたと考えさせる。ツイッターでは少し騒…
彼女は、レイプ被害を受けた後の自身の闘いについて語る著書を執筆した。彼女が告訴したにもかかわらず、加害者とされる男性は不起訴となった。 TEXT by Philippe Mesmer 2017.10.30 ハラスメントや性暴力の問題の広がりに対する理解を世間の人た…
TEXT by Ysana Takino 2017.6.21 ©弁護士ドットコムニュース 6月16日、日本で、性暴力に関する新しい法律が採択された。日本の性暴力に関する法律の文面は、1世紀以上ものあいだ、変化していなかった。この改正は、もみ消されたといわれる、あるレイプ事件が…